eラーニングの制作とローカライズ
オフィスのグローバル化
経済のグローバリズムにともなって、日本の職場オフィスでも100%日本人という環境が少なくなってきました。文化・言語の違いを乗り越えて、共通のプロジェクトを進めたり、社内外の、さまざまな国出身のメンバーともタスクを共有する機会もあたり前の時代です。
日本人同士の「阿吽の呼吸で」「空気を読んで」「以心伝心」ということが通用しない中、コミュニケーションを上手に取ってタスク効率を上げるには、共通の「教育ツール」で学習することが重要になってきます。
「eラーニング」の歴史は長いのですが、リモートワークの推進や、言語の相違によるコミュニケーション阻害を解決しないといけない時代の要請に従って、ますますその重要性が増していくと考えられています。
日本語はもとより、教育ツールの多言語展開をお考えの際は、ファインコンセプトにご相談ください。
1. 頭に残るeラーニング
すべての組織または個人がスキルの向上を目指して自発的な学習主体であろうとする現代の社会では、能動学習(=アクティブラーニング)の重要性が一層高まってきています。
ただし今日のような情報過多の時代においては、いたずらに情報の渦に翻弄されることなく習得すべき内容を絞り込んで、「目的と目標」を明確にする必要があります。そして学習者の動機付けとその持続性を考えると、いかに効率的に記憶に定着させ、応用力や適応力を養うかが重要になってきます。
コンプライアンストレーニングを探している企業でも、より安全で内容の優れたプラットフォームを生徒に提供しようとしている教育機関でも、私たちはニーズに合わせた理想的な目標の達成を支援する、柔軟なソリューションを提供します。以下のあらゆる分野の事業体の成長と成功を支援いたします。
- 教育セクター
- 職場新人教育
- 自治体サービス
- 健康管理指導
- 販売オペレーション&接客トレーニング
- トレーニングカンパニー
- ビジネスサービス訓練
- 非営利団体サービス
2. 教材コンテンツ制作フロー
当社の標準的な教材制作の流れは以下の通りです。もちろん部分的なご依頼も承ります。お気軽にご相談ください。
初回ご相談
eラーニングのシステム導入や教材制作に関するあらゆるご相談を無料にてお受けいたします。
お見積の提示
打合せ等にて仕様・要件を決定承認の上、要件定義に基づいた工数を算出、適正な御見積価格をご提示します。ご予算に合わせた提案も可能です。
企画構成・仕様設計
エンドユーザー、習得すべきスキルなどの目的を明確にし、全体の目次構成、学習の進め方、インターフェース概要(画面遷移およびサイズや制御ボタン等の動き等)、アニメーションの作成などを設計してスケジュールを組み立てます。
各種デザイン
ユーザーインターフェースやキャラクター、イラストなどのサンプル作成~承認決定。または教材の一部をプロトタイプとして作成、完成イメージを確認いただきます。
シナリオ・画面作成
ユーザーの学習レベルを想定し、細かい表現やアニメーションの動き等を熟慮して、わかりやすいシナリオを作成します。(必要に応じ画面作成、翻訳等も同時に進行。)
音声収録・映像撮影
ナレーター、スタジオの手配を行ない、ナレーション録音に進みます。映像撮影については、ロケ・スタジオ共に豊富な実績があり、ワンストップでお任せいただけます。
オーサリング
各種イラスト・音声・映像・テキスト情報の素材をまとめ、編集オーサリング作業を行ないます。途中校正にて確認いただき、認識合わせ確認を行ないながら進めます。
テスト・修正~LMS登録
エンドユーザーの動作環境やLMSの仕様に合わせた最終テストと調整を行ないます。オンサイトでの出向LMS登録作業も承ります。
3. お客様への約束(コミットメント)
外注に丸投げということは無く、案件ディレクターは、進捗を組み立て、課題を常に把握し、技術的な質問・ご相談に迅速にご対応します。
成果物の品質低下や納品後の運用トラブルにつながるような「売り切り」は致しません。もしご予算に限りがある場合は、最適な制作方法をご提案します。
制作における迅速さ、丁寧さ、柔軟さを重視して、ご報告を密にしご不安を感じさせないよう進めます。
4. SCORMとLMSについて
SCORM
LMS
: Sharable Content Object Reference Model
: Learning Management System
「LMS」は、導入企業様用にカスタマイズされている場合が多く、導入環境・バージョンによって動作が異なったりします。当社はLMS上での動作まで、責任もってサポート致します。またLMSによる研修運用についてもサポートが可能です。
当社は、2000年代初頭にeラーニングが急速に普及しはじめた頃から、SCORM規格や各社のLMSを研究し、情報の共有・提供を行ってきました。LMSによる研修運用、学習履歴管理、LMSへの教材登録、SCORM通信等、どのようなご要望もお気軽にお問い合わせください。
Knowledge C@fe/ Internet Navigware/ HIPLUS on Web/ Cultiiva/ Docent/ Generalist/ Learning Wizard/ CAREERSHIP/ LearningWare/ etudes/ Attain/ Success Factors/ SumTotal/ Saba/ Cornerstone/ Blackboard/ Cloud Campus/ A’omai/ OpensourceLMS/ .Campus/ Learn@Stage/ Japrico/ KnowledgeDeliver 他、国内外の主要なLMSを網羅しています。
5. 研修ツールのローカライズ
特別なプロジェクトにおけるタスクフォースはもちろん、通常の現場における多国籍環境も増えてきました。これから益々進む国際化の中、様々な研修コンテンツを海外言語に展開したり、逆に海外のトレーニングツールを日本語に翻訳する必要性も増加しています。
映像を始めとするあらゆる媒体の翻訳や海外向けマニュアル・取説作成の長年の実績を持つファイン・コンセプトでは、単純な翻訳では無いわかりやすいローカライズで、お客様の異なる言語間コミュニケーション上の悩みを解決しています。
1. ナレーション吹替え
日本語から英語・中国語・韓国語その他の言語の吹替え・ボイスオーバー。もちろん、外国語から日本語への吹替えもお任せください。(希少言語はご相談ください。)
プロのナレーターとスタジオ収録での高音質・高品位オーサリングにもご対応。
2. 字幕
日本語から英語・中国語・韓国語その他の言語字幕翻訳とオーサリング編集。(外国語から日本語も可。)
※ 適切な字幕長短と、わかりやすいローカライズ表現で評価いただいています。
6. 収録スタジオ
◆ 収録スタジオ(水道橋/文京区千石など)
提携のスタジオにて、高品位な収録と音声編集をご提供します。(収録は立ち合いが可能です。)
オリジナル映像を元に、他の言語へのナレーション吹替え、ボイスオーバー、字幕翻訳・編集を行ないます。
もしオリジナルスクリプトの無い映像でも、原稿の聞き起こしからお任せください。
「字幕」「ナレーション」と用途に応じて訳し分けます。字幕やナレーションの翻訳は、通常の文書翻訳とは異なり、定まった文字制限の中で、わかりやすく理解のしやすい訳をつけるため、非常に創造的な翻訳となります。「ことば事業」を専門とする当社の強みを生かし、どのような教育・研修コンテンツでも、母国語で理解できるよう最適な翻訳ローカライズが可能です。
ナレーターは、提携している評判の高いプロのナレーターから選んでいただき、アサインします。(音声ファイルまたはプロフィールからの選択)
収録時のディレクションは、長年実績のあるディレクターが監修しますので、録音品質は安心してお任せいただけます。
※スタジオ費用のご予算に応じて、小規模収録スペースもご提案いたします。(どのようなご要望でもご相談ください。)